だいたい吉祥寺に住まう

ゆるく楽しく、
都市住まいをする大人のために

2025.01.31 更新

木の芽月にはちょっと早いが

屋上の植物たちはまだまだ冬眠中に見えます。道端よりも屋上の方が寒いですから、太陽を浴びていても寒暖差は激しいはずです。

しかし探していたら、春の兆しがありました。伊豆の春を代表する河津桜を数年前に1本植えたのですが、つぼみが膨らんできました。
伊豆の河津では、川沿いに800本ほどの河津桜が植えられていて、一部に菜の花も植えており、天気の良い日には青空と濃いピンクの河津桜、そして菜の花の明るい黄色のコントラストが楽しめます。一度は見て欲しい桜の景色です。
河津桜祭も1ヶ月以上の期間で開催されるので、こまかい情報はサイトなどを見つつ、天候などと合わせながら、足を運びたいです。

河津桜のつぼみ

そしてもうひとつ、こちらはすっかり咲いています。20年以上前に西伊豆の釣具店でいただいた植物、カランコエ ラクシフローラという名前のはず。これはとてもよく増えます。
チューリップの花が逆さに垂れたような、小さくてかわいい花が咲きました。

日本の暦には旧暦があって、趣のあるものです。木の芽月(このめづき)は、旧暦の2月。春を待ち侘びる古の人々の想いが伝わるような名前です。
そして、屋上の冬も少しずつ遠のいているようです。

カランコエ どんどん増えています

かわいい花がたくさん咲いています

2025.1.31(H)

地中海世界の歴史5